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新型コロナウイルスとエイズウイルス(HIV)の不可思議な類似性

In Deepの2/1の記事「新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに「感染しても免疫を獲得できない示唆」を中国当局が示し、事態は新たな局面に」からの転載です。

 

新型コロナウイルスに関して、In Deepでインド工科大学の科学者の興味深い論文が掲載されています。

また、中国当局のコメントも・・・

 

先日、テレビのニュースを見てて、不思議に思ったのですが・・・

中国でエイズの治療薬を今回の新型コロナウイルスの患者に投与しているというニュースを見て、???だったのですが・・・

なるほど、そういうことか・・・と思った次第です。

 

また武漢には、生物兵器を作る研究所があるらしい・・・そこから、漏れ出た・・・可能性があるんではと・・・

 

全文は、上記ブログで。

 

************

(略)

 

 

そして本日、やや気になる報道を見かけました。それは、中国の国家衛生健康委員会の記者会見で医師が述べた言葉でした。それは、

 

「感染しても抗体ができないかもしれない」

 

ことを示唆するものです。

 

以下は報道です。

 

新型肺炎、治癒後も再感染リスク 中国専門家

時事通信 2020/01/31

中国国家衛生健康委員会が31日開いた記者会見で、中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警戒を呼び掛けた。

 

この報道の重要な部分は、これが単なる一人の医師の考えによる発言ということではなく、この場は、中国国家衛生健康委員会という「中国当局の公式な会見の場」であるということです。

 

公式の場で、

 

「一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」

 

と述べているのです。

 

 

(中略)

 

 

風邪や季節性インフルエンザのように、毎年変化するものや、いろいろな種類のあるものは、「風邪」とか「インフルエンザ」という括りでは何度もかかるものですが、それらにしても、同じウイルスであれば基本的には二度はかかりません。

 

しかし、中国の保健当局の発表では、新型コロナウイルスは、「二度感染する可能性がある」というのです。

 

そんなことがあり得るのか……という中で、あり得るとしたら、やはり、日本ウイルス学会のウェブサイトからの抜粋ですが、以下のようなものは、「ヒトの免疫を不全にする」作用を持ちます。

宿主は菌に対して防御機構を持っている。菌は防御機構を乗り越え次のステップに進もうとする。宿主の防御機構がそれぞれのステップで菌に打ち勝てなかった場合にのみ宿主は発病する。

HIV(エイズウイルス)に感染すると、体の免疫機構が崩壊する。すると、免疫状態が正常な人では発病に至らないような細菌やウイルスの感染でも発病に至る。

なお、HIVは、正式には「ヒト免疫不全ウイルス」ですが、エイズウイルスとしたほうが通りやすいですので、ここでは、その表記にしています。

HIV は免疫細胞に感染して、免疫細胞を破壊することにより、健康な人だと感染や発症はしないような病原菌での症状を起こしてしまうものです。

 

 

そういうことを前提として、今回ご紹介しますのは、インド工科大学の科学者たちによる新型ウイルスの解析の中で、

 

「新型ウイルスには 4つの他のウイルスのタンパク質が挿入している」

 

ことがわかったということが、科学誌 BioRxiv(バイオアーカイヴ)に掲載されていたのでした。

そして、挿入しているその 4種類のタンパク質すべてが、

 

「エイズウイルスのタンパク質と同じ」

 

だということが記されているのです。

 

解析した新型コロナウイルスは、実際の患者たちから得られたもので、今の現時点で感染拡大しているものと同じものです。

 

(解析図は割愛しました)

 

論文のタイトルは、「新型コロナウイルス 2019-nCoV のタンパク質の中に挿入されているヒト免疫不全ウイルス HIV-1 のタンパク質との不可思議な類似性」というもので、内容の具体的なところは難解で、私が説明できるものではないですが、以下に全文ありますので、ご興味のある方はどうぞ。

Uncanny similarity of unique inserts in the 2019-nCoV spike protein to HIV-1 gp120 and Gag

 

そして、新型ウイルスから見つかった、このタンパク質(正式にはスパイクタンパク質と呼ばれるものです)は、「同じコロナウイルスである SARS や MERS には含まれない」ものだというのですね。

 

論文には、以下のように書かれています。一般的ではない生物学の専門用語は言葉を置き換えています。また、新型ウイルスは、正式には「 2019-nCoV 」という名称ですが、ここでは「新型コロナウイルス」としています。

インド工科大学の論文より

新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。

 

「GTNGTKR」(挿入1)
「HKNNKS」(挿入2)
「GDSSSG」(挿入3)
「QTNSPRRA」(挿入4)

 

驚いたことに、挿入しているこれらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだった。

 

ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ないため、これは驚くべきことだった。

この 4種のタンパク質の挿入は、最近の臨床患者の分離株から入手可能な新型コロナウイルスのすべてのゲノム配列に存在することが観察された。

 

これらの挿入源を知るために、さらに解析を進めると、予想外に、すべての挿入がヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)と一致した。

 

ここから先は専門用語の嵐で翻訳しきれないですが、ここまでのところで、内容的にはおわかりではないでしょうか。

 

この新型ウイルスには「エイズウイルス」の性質が含まれているのです。

 

BioRxiv は「プレプリント」と呼ばれる公開の場で、プレプリントとは、学術雑誌に論文として掲載されることを目的に書かれ、完成している原稿を、査読前にインターネット上のサーバーで公開し、科学者たちと共有する場です。

 

 

投稿された段階で、世界中の科学者たちはその論文に対して自由な意見を述べることができます。今回のこの論文にも、多くの科学者たちからさまざまな意見が出ています。こちらの下段に意見の投稿欄があります。

 

そして、現在、多くの科学者たちが、論文を読んで、その 4つのタンパク質の挿入を確認しつつも、

 

「これは自然進化的に偶然そうなったものではないか」

 

と述べています。

 

いや、もう、そう述べるしかないのですよ。

何しろ、「自然進化的に偶然そうなったもの」でない場合、これは、人為的に操作されたことによるものということになってしまう

 

そんなことを口に出せば、この世の陰謀論者と変わらない扱いになってしまう。

ですので、「自然進化的に偶然そうなった」ということで決着したい。

 

しかし、どうでしょうか。

 

さきほどのインドの科学者たちの論文にも、

 

> ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ない

 

とありますが、他の同種類のコロナウイルスにまったく含まれないタンパク質が、自然進化の中で自然に獲得され得るものなのかどうか。

 

みなさんはどう思われますでしょうか。

先日、以下のような記事で、武漢のウイルス研究などのことにふれ、人為的な操作の可能性もないではないというようなことを記させていただきました。

次々と積み上がる中国の新型ウイルスが「生物兵器」である証拠。そして、武漢のバイオ研究所で研究されていた可能性のある「あらゆる人が免疫を持たない悪夢のコロナウイルス」

 

そのような中で、今回ご紹介しているふたつの件が出てきてしまったのです。

すなわち、

 

「新型ウイルスは一度感染しても再び感染する可能性があると中国当局が発表」

 

「新型ウイルスにはエイズウイルスのタンパク質が挿入している」

 

という2点です。

 

うーん。

 

私は昨日くらいまでは、「感染は免れない」というように考えていまして、しかし、「感染すれば抗体を獲得できるのだから」と楽観的に考えていたのですけれど、そうではない可能性があると知り、ちょっと状況が変わりましたね。

 

私は最近、ウイルスの勉強なんかもしていたのですけれど、武漢での研究に STING という、ウイルスからの免疫に関する重要なタンパク質に関する研究も含まれていたことを知り、新型コロナウイルスにおいての「感染と免疫のメカニズム」について不気味な感じは持っていました。

 

しかし、エイズウイルスの性質が含まれているとは…。自然進化にしても何にしても、これは少し厄介かもしれないですね。

いろいろな意味で新しい局面に入ってきたかもしれません。

 

ただ、この論文はすでに世界中の科学者たちに共有されていますので、世界の誰かが何か有効な対策をこの解析から見出すことができる可能性も残されているとは思います。

 

(転載終わり)

************

 

 

 

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